女流王座戦

第4期女流王座戦五番勝負第3局

加藤桃子女王と西山朋佳奨励会二段が女流王座のタイトルを争う第4期女流王座戦五番勝負。
第2局は147手で加藤女王が勝ちました。
シリーズ成績を2連勝としました。

では、第2局を振り返りましょう。

第4期女流王座戦五番勝負第2局-1

 
第2局は加藤女王の先手でした。
初手▲2六歩~▲2五歩が女王の作戦。
昨年の女流王座戦第2局でも採用した指し方で、後手番のゴキゲン中飛車にはこれが有力と考えていることが伺えます。

第4期女流王座戦五番勝負第2局-2

 
対する西山奨励会二段は、やはり得意のゴキゲン中飛車へ。
先手としても超速▲3七銀戦法の銀対抗に限定できるので、不満はないでしょう。

第4期女流王座戦五番勝負第2局-3

先手は穴熊へ、後手は早囲いから右玉のような形へ。
現代では、玉の堅さが重視されることが多く、このような対比は面白く感じます。
この後、先手は穴熊を活かして駒をぶつけていきますが、後手も強く応じて激しい戦いに。
戦いになると玉の堅さがクローズアップされますが、形勢は互角のまま進んでいきました。

第4期女流王座戦五番勝負第2局-4

控室が色めきだった、という局面がこちら。
ここで△5五銀と出る手があって、先手危険ではないかと言われていました。
以下、▲同銀△2六角▲6五歩△同桂▲6六歩と進むと、後手が角銀交換の駒得ながら、玉のコビンを攻められているので、やりにくいとのこと。
やはり、玉の堅さは大事ですね。

第4期女流王座戦五番勝負第2局-5

微妙なバランスを保ったままの終盤戦。
ここで△1四歩と角を追ったのが、どうだったか。
後手の飛車をさばくためには必要な一手ですが、先手の角も大きくさばかせてしまい、その差引きが先手に得をもたらしました。
以下、怪しい手で西山奨励会二段も迫りますが、加藤女王が逃げ切りました。

連勝を決めた加藤女王。
タイトル獲得まで、あと1勝です。
早くもカド番の西山奨励会二段ですが、ぜひフルセットまで持ち込んでほしいと願っています。

第4期女流王座戦五番勝負第3局
加藤桃子(かとう・ももこ)女王 対 西山朋佳(にしやま・ともか)奨励会二段
2014年11月29日(土)
10:00~
<芝苑>大阪府大阪市北区西天満4-9-16
立会:淡路仁茂(あわじ・ひとしげ)九段

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