王将戦

第63期王将戦七番勝負第2局

渡辺王将に羽生三冠が挑戦している第63期王将戦七番勝負。
第1局は135手で渡辺王将が勝ちました。

戦型は矢倉でした。
竜王戦や棋王戦敗者復活戦で出た、今いちばん注目されている形に。
前例があるためか、1日目で87手も進み、1日制と間違えそうな進行でした。
封じ手からは前例を離れましたが、96手目までは前例の感想戦でやった変化ということです。
プロの研究の恐ろしさを実感するエピソードですね。

話変わって、王将戦に関する興味深いデータがあります。

開催地である掛川市の第63期王将戦ページでは、「過去10年において、第一局を勝利した棋士が90%の確率で王将に!」とあります。
20年前の第43期までさかのぼってみても、やはり90%です。
このデータでいくと、渡辺王将の防衛、と、なりますね。
ところが、残りの10%、20年でたった2回だけあった「第一局を落として王将位獲得」した人物は、同じ人で、その名を「羽生善治」と、いいます。

年明けから、熱い戦いを繰り広げている王将戦。
第2局の戦型予想も矢倉、としておきます。
個人的には、王将戦も矢倉シリーズになって、定跡の進化をリアルタイムで感じてみたいです。

第63期王将戦七番勝負第2局
渡辺明(わたなべ・あきら)王将 対 羽生善治(はぶ・よしはる)三冠
2014年1月23・24日(木・金)
9:00~
<ホテル花月>栃木県大田原市黒羽向町2
立会:佐藤義則(さとう・よしのり)八段
副立会:佐藤秀司(さとう・しゅうじ)七段

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第63期王将戦 七番勝負 第2局(初日)渡辺明王将 vs 羽生善治三冠

第63期王将戦 七番勝負 第2局(二日目)渡辺明王将 vs 羽生善治三冠

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