女流王座戦

第4期女流王座戦五番勝負第2局

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加藤桃子女王と西山朋佳奨励会二段が女流王座のタイトルを争う第4期女流王座戦五番勝負。
第1局は132手で加藤女王が勝ちました。

では、第1局を振り返りましょう。

第4期女流王座戦五番勝負第1局-1

振り駒の結果、西山奨励会二段の先手となりました。
西山奨励会二段は、振り飛車党。加藤女王の2手目△8四歩に対して、中飛車を選択しました。
対する加藤女王は、角を交換して△6四銀型に構えました。
5筋の歩を交換させない狙いで、実戦例の多い指し方でもあります。

第4期女流王座戦五番勝負第1局-2

途中、銀をぶつけて激しくいく変化もありましたが、西山奨励会二段は穏やかな変化を選びました。
後手の構想はいろいろ考えられるところで、加藤女王は手損をしてまで左美濃を選びました。
類似の前例も手順は違いますが、左美濃に組んでいたそうです。

第4期女流王座戦五番勝負第1局-3

難解な中盤戦。
後手の△5八歩からこの△4九角がポイントを挙げる指し方。
西山奨励会二段は、「なぜか、軽視してしまって」。
歩の損得がなく、角の働きに差がついたので、素人目にも後手が良くなったことが分かります。

第4期女流王座戦五番勝負第1局-4

「終盤は乱れてしまった」と、漏らす加藤女王。
確かに、自陣飛車から底歩2枚と粘られては、焦る気持ちもわかります。
馬取りに構わず強く取り込んだ△1六歩。
馬を取れば詰めろが外れますが、その瞬間が何でもない、ということで▲1四歩。
形勢は後手良しながら、決めるとなると大変なのですね。

第4期女流王座戦五番勝負第1局-5

 
実戦の進行はやや危ないと言われた手順でしたが、この△1四香が詰めろ逃れの詰めろで、後手が残していたそうです。

以下、王手で上部を厚くしてあわよくば入玉を狙いましたが、加藤女王の正確な寄せが上回りました。

西山奨励会二段としては不本意な将棋になってしまいましたが、次局以降巻き返してくることでしょう。
次局の戦型も、居飛車対振り飛車の対抗形と予想します。

第4期女流王座戦五番勝負第2局
加藤桃子(かとう・ももこ)女王 対 西山朋佳(にしやま・ともか)奨励会二段
2014年11月13日(木)
10:00~
<浮月楼>静岡県静岡市葵区紺屋町11-1
立会:渡辺明(わたなべ・あきら)二冠

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