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次の一手問題・10
次の一手について 出題図での次の一手を考える問題です。最善手と思われる手を探してください。 出題図は講師自身が対局した局面から出題しています。 好手が複数ある局面もあり、その場合の正解手順は押さえたい ...
正解図
正解は、▲3四飛です。
解説
後手はこの金取りが妙に受けづらいです。
まず、△3三桂など3三のマス目に駒を動かす受けは、すべて▲同桂成から突破して先手良し。
次に、正解図から△4一玉には▲3二飛成(図1)があります。
以下、△同玉▲4二金で即詰みです。
△3一銀と受ける手は▲2二歩(図2)が手筋の一手です。
△2二同金は▲3一飛成、△2二同銀は▲3二飛成でいずれも金駒が取れます。
△4二金とかわすのは、▲同角成△同玉▲3二金(図3)で2二の銀が取れます。
その局面は駒得かつ飛車が成れそうなので、先手良しです。
△3一金が後手としては一番頑張れますが、▲3三歩(図4)が一番損のない手でしょう。
図4以下、
(1)△4一玉には、▲3二歩成△同金▲同飛成で図1の筋に合流します。
(2)△4二玉には、▲3二歩成が両王手なので△5二玉と逃げるしかなく、▲3一とや▲2二とで駒得できます。
(3)△1四歩には、▲3二歩成と強行しても、▲2六角と逃げても先手が指せそうです。
この問題は、知らないとあっという間に敗勢に陥る変化を含んでいるため、後手を持って実戦で潰されないように覚えてほしいという意図でした。
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