11月10日(日)に行われた、JT将棋日本シリーズ決勝戦(東京大会)。
155手にて久保JT杯覇者が勝ち、連覇を果たしました。
初手▲5六歩で始まった決勝戦。
先手の久保JT杯覇者が、角交換向かい飛車にしました。
対する、羽生三冠は銀冠で対抗。
飛車を押さえ込み、端攻めを敢行したところでは、羽生三冠が良かったそうですが、終盤の失着をとらえた久保JT杯覇者が勝ち切りました。
連覇を果たした久保JT杯覇者は、「どの相手も強敵ですから、正直連覇で終わることができてホッとしています。優勝は自信にもなります。」と、コメントしています。
一方、敗れた羽生三冠、早指しトーナメントで4年連続の決勝進出は素晴らしい記録と思います。
また、トップ棋士12名しか出ることのできないこの大会を24年連続24回目の出場という記録も継続中です。
ぜひ、来年度の活躍も期待したいですね。
JTのホームページには、棋譜以外にも、フォトギャラリーや、優勝者インタビューなども掲載されています。