羽生王位に行方八段が挑戦している第54期王位戦七番勝負。
行方挑戦者が一つ返し、1勝2敗としました。
戦型は矢倉の脇システムと呼ばれる形になりました。
角が向かい合って、いつでも手持ちにできる形なので、激しい攻め合いになりやすい形です。
途中の分かれは羽生王位のほうが良かったそうですが、終盤で逆転に成功した行方挑戦者がそのまま押し切りました。
印象的だったのが、解説に”第2回電王戦第5局”というフレーズがあったこと。
(三浦八段 対 GPS将棋 も脇システムでした)
やはり、有名な将棋は全部研究されているのですね。
第4局は福岡で行われます。
居飛車のシリーズとなりそうですね。
第54期王位戦七番勝負第4局
羽生善治(はぶ・よしはる)王位 対 行方尚史(なめかた・ひさし)八段
2013年8月8・9日(木・金)
<ホテル日航福岡>福岡県福岡市博多区博多駅前2-18-25
立会:藤井猛(ふじい・たけし)九段
副立会:広瀬章人(ひろせ・あきひと)七段
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