第40期棋王戦挑戦者トーナメントもいよいよ大詰めとなりました。
挑戦者決定戦に進出したのは、勝者トーナメントから羽生善治名人、敗者復活トーナメントから深浦康市九段です。
棋王戦はベスト4から2敗失格制というシステムを取っており、挑戦者決定戦も二番勝負となかなか聞きなれない番勝負の数になっています。
これは、勝者トーナメントを勝ち上がってきた羽生名人はまだ1敗もしていないためで、1つだけ負けてもまだ失格になりません。
しかし、深浦九段は1敗して敗者復活トーナメントを勝ち上がってきているので、挑戦者になるためには2連勝が必要です。
このお二人であれば、戦型は相居飛車でほぼ間違いないと思います。
直近の対局は、今月王将戦で顔合わせがあり、相矢倉の戦いでした。
その定跡が深まるのか？それとも違う戦型で挑むのか？
興味の尽きないところです。
第40期棋王戦挑戦者決定戦二番勝負第1局
羽生善治（はぶ・よしはる）名人 対 深浦康市（ふかうら・こういち）九段
2014年12月22日（月）
10:00～
東京・将棋会館
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