例えば、あなたが歩いているとき、交通量の多い交差点で信号機を見つけました。
進みたい方向の信号が「赤」だったら、あなたはどうしますか?
そうですね、止まりますね。
そして、「青」になったら、進むことでしょう。
まさか、「赤」の時に危険を顧みずに進む人はまずいませんよね。
しかし、将棋となると、赤信号になっているにも関わらず進んでしまい、危険な目に遭っている人が多いのです。
この交差点の例え話にはポイントが2つあります。
- 交差点には「信号機」という進んで良いか悪いかを表すものがある事を知っている。
- 信号機が「青」なら進んで良く、「赤」なら止まった方が良いことを知っている。
将棋に置き換えると、「信号機」のように良い手と悪い手を見分ける「基準」があり、それがどうなれば「青」のように良い手で、どうなれば「赤」のように悪い手なのかを知れば、安全に進むことができます。
では、将棋における基準は何か?
それは、次の通りです。