羽生善治王座に豊島将之七段が挑戦している第62期王座戦五番勝負。
第3局は豊島七段が勝ちました。
シリーズ成績は豊島七段の1勝2敗となりました。
では、第3局を振り返りましょう。
羽生王座が自陣角を打って、相手の攻め駒を狙った局面。
ここで羽生王座は▲3七歩と打つ手が読みの本戦だったそうですが、それがうまくいかないと予定変更だったとのこと。
この後の展開で角があまり働いているとはいえなかったので、素人目からも不本意だったことが分かります。
玉は下段に落とせ、という格言からすると、この王手には上に逃げ出したくなるところ。
実戦も▲4六玉と逃げ出しましたが、豊島七段が▲2八玉を指摘しました。
セオリーとは逆ですが、羽生王座も「難しい」と、同意。
将棋は難しいですね。
豊島七段が1勝を返して、俄然盛り上がってきた王座戦。
次の対局も、期待が持てますね。
第62期王座戦五番勝負第4局
羽生善治(はぶ・よしはる)王座 対 豊島将之(とよしま・まさゆき)七段
2014年10月7日(火)
9:00~
<常磐ホテル>山梨県甲府市湯村2-5-21
立会:中村修(なかむら・おさむ)九段
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第62期王座戦五番勝負第4局 羽生善治王座 vs 豊島将之七段
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第62期王座戦 羽生善治王座 vs 豊島将之七段 PV