渡辺棋王に三浦九段が挑戦している第39期棋王戦五番勝負。
第1局は131手で渡辺棋王が勝ちました。
振り駒の結果、先手は渡辺棋王。
戦型は横歩取りでした。
後手の三浦九段が、流行りの△8四飛・△5二玉型に。
両端の位を取る形に構えました。
先手の渡辺棋王は、中住まい+金開きと、オーソドックスな陣形に。
やや先手が押し気味に進めていたようですが、「打つチャンスが生じた」と、打った歩が危険で、形勢は混沌としてきました。
終盤はお互いに玉が泳ぐ展開になり、最後は即詰みに打ち取った渡辺棋王の勝ちとなりました。
私は現地大盤解説会で見ており、現地の空気と相まって、とても手に汗握る終盤戦に興奮したものです。
ちなみに直後に行われた順位戦では、三浦九段が勝っています。
第2局は渡辺棋王の後手番です。
最近、渡辺棋王はゴキゲン中飛車を連採しており、もしかしたら振り飛車も?という可能性があります。
戦型選択も注目ですね。
第39期棋王戦五番勝負第2局
渡辺明(わたなべ・あきら)棋王 対 三浦弘行(みうら・ひろゆき)九段
2014年2月22日(土)
9:00~
<北國新聞会館> 石川県金沢市南町2-1
立会:若松政和(わかまつ・まさかず)七段
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第39期棋王戦 五番勝負第2局 渡辺明棋王vs三浦弘行九段