羽生棋聖に渡辺三冠が挑戦している第84期棋聖戦。
羽生棋聖が連勝でタイトル防衛に王手をかけました。
渡辺三冠の先手番で、羽生棋聖が横歩取りを志向。
それも最近では見ない、相横歩取りの戦型になりました。
羽生棋聖が相横歩取りを指すのは、実に24年ぶりとのこと。
渡辺三冠も相手の研究を外して▲7七桂と力戦調になりやすい手で対抗しました。
合理的と呼ばれる渡辺三冠らしい選択だったといえますね。
方針の立てにくい難解な中終盤の末に勝ったのは羽生棋聖でした。
渡辺明ブログには、「敗因は仕掛けの分かれまでさかのぼるという感じだったので、そこの判断が甘かったんだなと。」と、綴られています。
お二人とも最近のテーマは横歩取りのように感じますので、第3局も後手の渡辺三冠が意地の横歩取り連採を予想します。
第84期棋聖戦五番勝負第3局
羽生善治(はぶ・よしはる)棋聖 対 渡辺明(わたなべ・あきら)竜王
2013年7月6日(土)
<沼津倶楽部>静岡県沼津市千本郷林1907
立会:木村一基(きむら・かずき)八段
副立会:勝又清和(かつまた・きよかず)六段
棋譜中継はこちら
棋聖戦中継サイト
現地イベント情報はこちら
こちらから(日本将棋連盟HP)
ニコニコ生放送はこちら
将棋 第84期棋聖戦 五番勝負第3局 羽生善治棋聖 vs 渡辺明竜王