以前、Pythonで複数行に分けて書く方法を調べました。
そうなると、私が普段よく使う「Google Apps Script」も複数行で書けないのか?という発想になります。
と、いうわけで、今回は複数行での記述、「Google Apps Script」編です。
JavaScriptで文字列を複数行にわたって書くには?
方法は2つあります。
バックスラッシュを使う
行末に「\(バックスラッシュ)」を付ける方法です。
console.log(' い\ ろ\ は\ '); //い ろは
コード上では改行されていますが、データは改行されません。
タブやスペースが反映されます。
バッククォートを使う
「`(バッククォート)」で囲う方法です。
入力はキーボードを「shift + @」と打ちます。
console.log(` い ろ は `); // //い //ろ // は
1つ目のバッククォートの後に改行しているので、出力される文字列の前にも改行が入ります。
コード上だけでなく、データも改行されるのがバックスラッシュと違うところ。
こちらも、タブやスペースが反映されます。
バッククォートで囲う方法は変数を組み込むことができる
バッククォートで囲った文字列の中に「${変数名}」で、変数の内容を組み込むことができます。
let str = 'いろは' console.log(`変数の内容は「${str}」`); // ⇒ 変数の内容は「いろは」
まとめ
「Google Apps Script」は、「\(バックスラッシュ)」でも「`(バッククォート)」でもコード上での改行が可能です。
しかし、「`(バッククォート)」の方法はデータまで改行されるので注意が必要です。
どちらの方法もスペースやタブがデータに反映されます。
ちなみに、これらの方法はJavaScriptでも使えます。
これを使えば、iMacrosのコードもスッキリするので、もっと早く知りたかったですね。悔しい。