前回、洗濯機を分解した時に分かったのは、純せっけん分が多い洗剤を使うと洗濯機が汚れやすいこと。
じゃあ、何がいいんだろう?と、色々調べているうちに、そもそも洗濯って何だろう?と分からなくなってきました。
そんな時に見つけた一冊。ひとつの答えになりそうです。
なるほど、と勉強になった内容をまとめてみました。
9割の洗濯ものは自宅で洗える
カシミヤ、シルクなどはクリーニングに出すもの、というイメージがありました。しかし、自宅で洗えるそうです。さらに、学生服や羽毛布団まで。
スーツも自宅で洗えるものの、仕上げが大変らしいです。手間を考えるとクリーニングに出すのもありでしょう。
生乾きの臭いは雑菌が原因
臭いの原因は「モラクセラ菌」。
これを増やさないためにできることは2つあります。
- 脱いだ衣類は、洗濯槽ではなく通気性の良いカゴに入れる
- 洗濯槽を洗浄する
理想は脱いでから24時間以内に洗うことだそうです。
プレウォッシュで汚れを浮かす
洗濯ものを洗濯機に入れ、スタートボタンを押しておしまい、とやりがちですが、これだけだと黄ばみが取れないとのこと。
洗濯機に入れる前に「プレウォッシュ」で汚れを浮かすと、キレイに洗えるそうです。
詳しいやり方は本書をご覧ください。
洗濯機のデフォルト設定は洗濯の最適解ではない
この本を読むと、洗濯機のデフォルト設定を見直したくなります。
例えば、
- 洗い・すすぎの水量が足りない
- 洗い・脱水の時間が必要以上
ワイシャツの脱水時間は1分で十分らしいので、洗濯機のマニュアルで設定の仕方を読み返しました。
わざわざタテ型からドラム式に買い換えることもない
ドラム式に買い換えた方が良いのかなぁと考えたこともあります。
しかし、この本を読んで、無理に買い換えなくてもよいと思えるようになりました。
日本の水道水は軟水のため、水そのものに高い洗浄力があること。自分で設定を変えやすい(特に水量)ことがその理由です。
まとめ
今までを振り返ってみると、洗濯の方法を学んだことはありません。改めて学んでみると、新しい発見がたくさんありました。
ここでは紹介しきれなかったポイントもとても役に立つので、一度本書を手に取ってみてはいかがでしょうか?