クルミが健康に良いというのは常識らしい。
「へぇーそうなんだ」と、いうわけで、クルミを買うことにしました。
お値段は業務用スーパーで300g540円くらいです。
ボリボリとクルミを食べながら、その健康効果について調べたことをまとめてみました。
ナッツ類の中でクルミが一番抗酸化物質が含まれている
2012年に発表された米国スクラントン大学の研究によると、クルミの抗酸化物質含有量が他のナッツの約2倍あるとのことです。
身体が酸化すると悪影響を及ぼすことは様々な研究で示唆されているので、病気の予防やアンチエイジングなどに効果的かもしれません。
コレステロールや中性脂肪が下がる
2018年のハーバード医科大学のメタ分析によると、
- 総血中コレステロールが3.25%と大幅な減少
- 悪玉コレステロールが3.73%の大幅な減少
- 中性脂肪が5.52%減った
「greater reduction」という言葉が使われているので、3%という数字でも大きいと思われます。
ちなみに、このメタ分析の対象者は不調を抱えた人なので、健康な人に当てはまるかはわかりません。
コレステロールや中性脂肪の値が気になる方は、クルミを取り入れてみるのも良さそうです。
オメガ3脂肪酸が多く含まれている
本当はオメガ3脂肪酸狙いで買った「クルミ」。
ところが調べてみると、可食部100gに対して、オメガ3脂肪酸:8.96g オメガ6脂肪酸:41.32g(日本食品標準成分表2015年版(七訂))となっています。
「狩猟採集家の祖先の食事には、ほぼ同じ量のオメガ6およびオメガ3脂肪酸が含まれていました」とあり、「1:1」のバランスを取るのに「クルミ」は不向きなようです。
私が毎日食べている「ゴマ」は、可食部100gに対して、オメガ3脂肪酸:0.19g オメガ6脂肪酸:22.44g(日本食品標準成分表2015年版(七訂))なので、これと入れ替える選択肢は考えられそうです。
まとめ
「クルミ」に抗酸化物質が多く含まれていたり、コレステロールや中性脂肪が下がったりと健康に効果がありそうなことが分かりました。
オメガ3脂肪酸に関しては、別の手段を考えたいと思います。
買ってきて、特に手もかけずにすぐ食べることができ、健康に良さそうとなれば、子どものおやつにもいいかもしれませんね。
くれぐれも、食べすぎには注意です。