地元の広報誌に入っていた、1枚のパンフレット。そこには「和算の里」とありました。
なんでも、この地域にその分野で高名な方々がいらっしゃったのだとか。
初めて聞く「和算(わさん)」について、調べてみました。
和算(わさん)って何?
和算(わさん)は、日本独自に発達した数学である。狭義には大いに発展した江戸時代の関孝和以降のそれを指すが、西洋数学導入以前の数学全体を指すこともある。(Wikipedia)
天才レオンハルト・オイラーが微積分学を用いて公式を発見する15年も前に、「円周率π」の計算で41桁まで弾き出すことに成功したとのことで、世界でも通用するレベルなんですね。
小学校で「x=〇〇」のように西洋数学しかやってこなかったので、初めて知りました。
どんな問題?
パンフレットから引用します。
中学生に出題されたものとのことです。
問題1
問題2
問題3
正解
答えはこちら(pdfファイル)
まとめ
将棋界でも江戸時代に煙詰のような芸術作品ができており、いろんな分野が花開いた時代なんだろうなぁと感じました。
1・2問目はそれほど時間はかからず楽しく解けましたが、3問目は因数分解が分からず答えを見ました。レベルが高かったです。
「算額」という和算が神社などに奉納されているものもあるそうなので、機会があれば見に行ってみようかな。