おススメされた本のタイトルがうろ覚えのまま、図書館で借りた本がこちら。
目的とは違う本でしたが、怪我の功名でした。
読んでみてとても良かった「スタンフォード式 疲れない体」の感想をまとめてみました。
疲れやすい原因は?
体の歪みが引き起こす神経疲労が大きな原因であると、この本は説いています。
疲れにくくするには?
体の歪みを直すこと。
その手段として「IAP呼吸法」が紹介されています。
「IAP呼吸法」って何?
簡単に言うと、お腹を膨らませっぱなしにする呼吸法です。
IAPとは「Intra Abdominal Pressure」の頭文字で、日本語に訳すと「腹腔内圧」。お腹を膨らませてこれを高めることで、体幹が安定し、それが体に様々な影響を与え、結果として体の歪みが無くなるそうです。
赤ちゃんはこの呼吸のおかげで体が安定し始め、寝返りが打てたり立ったりすることができるようになります。
ちなみに、Wikipediaによると、「腹腔」は読み方が「ふくこう」「ふくくう」が混在していたものの、医学分野においては腔はくうと発音するのが正則である、とのことです。
腹式呼吸とは違うの?
はい、違います。
腹式呼吸は息を吐いたときにお腹をへこますのに対して、IAP呼吸法は吐いたときも膨らませたままです。
この本では腹式呼吸を推奨していません。
もともと疲れている場合は?
疲労回復については主に次の3点。
- 運動
- 食事
- 睡眠
一見、運動せずにじっとしているのが疲労回復に良さそうと感じますが、実は逆に疲れてしまいます。
詳しくは本をご覧ください。
まとめ
呼吸の方法をちょっと変えるだけで疲れにくくなる、というのがこの本の主張です。
やり方が簡単なため、私はすぐ実践し始めました。
IAP呼吸法は寝る前がおススメということなので、4-7-8呼吸法と合わせて使っています。
また、パソコン中心の生活をしている私にとって、本の中で紹介されている「目の筋膜リリース」が大ヒット。眼精疲労をかなり軽減できるので、これを知ることができただけでも読んだ価値があるというものです。