手を洗いながらハッピーバースデーを2回歌える？CDCに学ぶ正しい手の洗い方

コロナウイルスが流行し、マスクは軒並み売り切れてますね。デマのせいでトイレットペーパーまで売り切れになっているそうです。
マスクがなかなか手に入らない、となると、他に取れる対策は何か？
今回はCDCが推奨している手洗いについてまとめてみました。

そもそもCDCって何？

「Centers for Disease Control and Prevention（アメリカ疾病予防管理センター）」の頭文字を取ったもので、アメリカの保健福祉省所管の感染症対策の総合研究所です。
手洗いについてWebで公開されています。

手洗いは効果があるの？

CDCのWebページによると「石鹸と水で手を洗うことは、ほとんどの状況で細菌を取り除くための最良の方法です」とあります。
 

手洗いに必要なものは？

1. せっけんと水　or　手指消毒剤（アルコール含有量60%以上）

せっけんは普通のもので十分で、「研究では抗菌成分を含む石鹸を使用しても消費者に追加の健康上の利点はないことが示されています（CDCのWebページより）」とのことです。（※医療現場は除く）
せっけんと水が使えない環境では、60%以上のアルコールを含む手指消毒剤を使えば効果があります。

2. 清潔なタオル　or　ペーパータオル

洗った後に乾かすことが大切です。

手を洗うタイミングは？

CDCの推奨タイミングはこのようなものがあります。

• 食事の準備前、準備中、準備後
• 食べ物を食べる前に
• 食事の準備前、準備中、準備後
• 食べ物を食べる前に
• 嘔吐や下痢で病気になっている自宅での世話の前後
• 切り傷や傷の治療前後
• トイレ使用後
• おむつを替えた後、またはトイレを使用した子供を片付けた後
• 鼻をかむ、咳をする、くしゃみをした後
• 動物、動物の飼料、または動物の排泄物に触れた後
• ペットフードまたはペット用おやつを扱った後
• ごみに触れた後

どうやって手を洗うの？

洗う時間は約20秒で、目安は「ハッピーバースデーを2回歌う時間」とのことです。

それでも心配なら

WHOの手の洗い方もあります。

イギリスの病院で医師と看護師を対象に行われた実験によると、

念入りに手洗いしたい場合はWHOの洗い方が良さそうです。

まとめ

振り返ってみると、20秒も手を洗ってたかなぁ？と心配になりました。
今後は時間をかけて手を洗うことにします。
実際にやってみると手がカサカサになるので、ワセリンなどの保湿剤もあると良いかもしれません。