PHP Visual Studio Code

Visual Studio Codeで「PHP実行ファイルが設定されていないため、検証できません。」と出たので調べてみた

最近、エディタを「Visual Studio Code」にしてみました。
Googleの開発者が使っていたり、Facebookが採用したりと評価は良さそう。
プログラミングは素人なので、ツールを変えることで効率化するならありがたいものです。

WordPressのプラグインをカスタマイズするにあたり、PHPファイルをVisual Studio Codeで開いたら、こんなメッセージがでました。
メッセージ

慣れた方なら簡単な話かもしれませんが、素人が初めて見ると、「???」となりました。
と、いうわけで、どうすれば良いのかを調べてみました。

 

メッセージの意味は?

PHPを検証するために必要なファイルが指定されてない、とのこと。
「php.validate.executablePath」を使って指定すれば検証してもらえます。

 

設定することのメリットは?

リアルタイムで構文エラーを指摘してもらえます。
間違っていると、下の写真のように波線が入ります。
素人にはありがたいです。

 

PHPを検証するために必要なファイルって?

「php.exe」です。
XAMPPをインストールしている場合はxamppフォルダ内にあるそうです。

 

どうやって手に入れるの?

PHP公式サイトで配布されています。
私はWindowsを使っているので、Windows用のダウンロードページからZIPファイルでダウンロードしました。

同じバージョンでも4種類あって、

で分かれています。

↓Windows用のダウンロードページ。上にあるリストで選ぶと、該当のファイルまでジャンプしてくれる

 

設定方法は?

ダウンロードしたZIPファイルを解凍し、その中の「php.exe」を指定します。
私の場合は、ZIPファイルを解凍してできるフォルダ名を「php」に変えて、「C:\Program Files」に移動しました。
 

Visual Studio Codeの設定画面を開く

メニューバーの「ファイル(F) → 基本設定 → 設定」と進みます。
代わりにショートカットキーで「Ctrl + ,」でも良いです。

 

「setting.jsonで編集」を探す

設定画面が開いたら、「>拡張機能 → PHP」とクリックすると、setting.jsonで編集が見つかります。

 

「setting.json」を編集する

開いた画面で、下記のコードを入力します。

{
    "php.validate.executablePath": "【php.exeのある場所をフルパスで】",
    "php.validate.run": "onType",
}

私の場合は「C:\Program Files\php」の中にあるので、このように書きました。

「\(バックスラッシュ)」は2つ重ねて書きます。
1行目最後の「,(カンマ)」を付けないと、複数行と認識してもらえません。(最終行の行末にあるカンマは無くても良い)

 

まとめ

Visual Studio CodeでPHPファイルを編集する時、リアルタイムで構文エラーを指摘してもらえるようになりました。
PC上でPHPを実行する場合はまた別の設定が必要らしいです。
そもそも、PHPファイルを編集する方はインストールしてある場合がほとんどと思われるので、私のケースは特殊なのでしょう。

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