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YouTubeの動画にsbvファイルを使って字幕(クローズドキャプション)をつけてみた


当教室のYouTubeチャンネルの動画に字幕をつけたら見てもらえる人が増えるかも?と、思いつき、色々調べた結果をまとめてみました。

 

字幕をつける意味は?

  1. アクセシビリティの向上
  2. 字幕があれば、耳が不自由だったり、聴覚障害があったりするユーザーさんも視聴できます
    また、英語や中国語の字幕があれば、世界中のユーザーさんから見てもらえるかもしれません。
    最近ではスマートフォンでミュート再生する場合も増えていて、それに対応することができます。

  3. SEO効果がある
  4. YouTubeの検索結果に出てくる動画の表示順の決定に、「文字情報」も大きな影響を与えています。
    文字情報である字幕をつけることで、より上位に表示される可能性が出てきます。
    YouTubeには字幕を編集するページがあり、そこで入力することができます。

 

字幕ファイルとは?

字幕ファイルには、テキストと、それを表示するタイミングの2つが記載されています。これをYouTubeにアップロードすることで、字幕をつけることができます。
YouTubeヘルプによると「初めて字幕ファイルを作成する場合は、SubRip(.srt)または SubViewer(.sbv)を使うとよいでしょう。」とあります。
SubViewer(.sbv)の方が連番が要らなかったり、表記が簡単だったりするので、私はこちらを選びました。

 

字幕ファイル使うメリットは?

多言語の字幕を作る時に便利です。
YouTubeにログインして字幕編集をする方法は、テキストと表示のタイミングをひとつひとつ手入力します。
同じ動画であればテキストを出したいタイミングは一緒なので、字幕ファイルをコピーして表示させたいテキストだけ変えてアップロードすれば、完成です。
私の場合ですと、詰将棋動画はテンプレート化してあるのでテキストを表示させるタイミングが同じため、大きく手間を省くことができました。

 

字幕ファイルの作り方は?

「UTF-8」形式で保存できるテキストエディタで作ることができます。
BOM(Byte Order Mark・バイトオーダーマーク)がない方が文字化けしません。ある方と区別して「UTF-8N」と表記されることもあります。
Windows10であれば「May Update 2019」以降、標準搭載されているメモ帳が「UTF-8」保存できるようになりました。
私はGoogleドキュメントGoogle Apps Scriptを組み合わせて使っています。

 

まとめ

字幕ファイルを知ることで、テンプレート化した動画に字幕を付け、多言語化する手間ををかなり省くことができました。

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