当教室のYouTubeチャンネルの動画に字幕をつけたら見てもらえる人が増えるかも?と、思いつき、色々調べた結果をまとめてみました。
字幕をつける意味は?
- アクセシビリティの向上
- SEO効果がある
字幕があれば、耳が不自由だったり、聴覚障害があったりするユーザーさんも視聴できます。
また、英語や中国語の字幕があれば、世界中のユーザーさんから見てもらえるかもしれません。
最近ではスマートフォンでミュート再生する場合も増えていて、それに対応することができます。
YouTubeの検索結果に出てくる動画の表示順の決定に、「文字情報」も大きな影響を与えています。
文字情報である字幕をつけることで、より上位に表示される可能性が出てきます。
YouTubeには字幕を編集するページがあり、そこで入力することができます。
字幕ファイルとは?
字幕ファイルには、テキストと、それを表示するタイミングの2つが記載されています。これをYouTubeにアップロードすることで、字幕をつけることができます。
YouTubeヘルプによると「初めて字幕ファイルを作成する場合は、SubRip(.srt)または SubViewer(.sbv)を使うとよいでしょう。」とあります。
SubViewer(.sbv)の方が連番が要らなかったり、表記が簡単だったりするので、私はこちらを選びました。
字幕ファイル使うメリットは?
多言語の字幕を作る時に便利です。
YouTubeにログインして字幕編集をする方法は、テキストと表示のタイミングをひとつひとつ手入力します。
同じ動画であればテキストを出したいタイミングは一緒なので、字幕ファイルをコピーして表示させたいテキストだけ変えてアップロードすれば、完成です。
私の場合ですと、詰将棋動画はテンプレート化してあるのでテキストを表示させるタイミングが同じため、大きく手間を省くことができました。
字幕ファイルの作り方は?
「UTF-8」形式で保存できるテキストエディタで作ることができます。
BOM(Byte Order Mark・バイトオーダーマーク)がない方が文字化けしません。ある方と区別して「UTF-8N」と表記されることもあります。
Windows10であれば「May Update 2019」以降、標準搭載されているメモ帳が「UTF-8」保存できるようになりました。
私はGoogleドキュメントとGoogle Apps Scriptを組み合わせて使っています。
まとめ
字幕ファイルを知ることで、テンプレート化した動画に字幕を付け、多言語化する手間ををかなり省くことができました。