挨拶
読み方は、【あいさつ】
挨拶とは、「おねがいします」や、「ありがとうございました」と、声を掛け合うこと、というのが一般的な意味です。
将棋用語の「あいさつ」とは、相手の指し手に素直に対応することをいいます。
参考図
右四間飛車定跡より。
▲9六歩と先手が端歩を突いたところ。
(第1図)
これに対して、△9四歩と受けてくれれば、「あいさつ」するといい、他の手を指せば「手を抜いた(手抜き)」といいます。
同じく右四間飛車定跡より、▲9五歩と端攻めを開始した先手。(第2図)
これに対して、△9五同歩と取ってくる手を「あいさつ」するといいます。
日常生活であいさつは大事ですが、将棋の場合、相手の攻めに弾みをつけてしまうこともあるので、あいさつするのは一考の余地があります。
第2図であいさつをすると先手の攻めが速くなるので、後手としては手抜きで攻め合うほうが良いでしょう。
参考書籍
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